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大自然と動植物の宝庫 ドナウデルタ

ペリカンの楽園

ルーマニア南東部に位置するドナウデルタは、オーストラリアのグレート・バリア・リーフ、ガラパゴス諸島に次いで世界で三番目に多種多様な生物が生息する地域と言われています。

ドナウデルタの大部分は、1991年にユネスコの自然世界遺産に指定され、約58万haが生物圏保護区に指定されています。いくつもの島や湖、森で迷路のようになっているため、生態系にとって理想的な生息地を形成しています。動植物だけでも54,000種類以上にものぼり、ヨーロッパにおける渡り鳥と水鳥の生息域として最も重要な場所で、毎年のように新種が発見されたと報告されています。

そしてドナウデルタといえばペリカンがとても有名です。

18世紀後半、オーストリア人の旅行家によってドナウデルタには数百万羽の鳥が生息していたと記録されており、湖にはペリカンのコロニーで覆いつくされていたとも言われています。しかし19世紀前半、ペリカンは有害な鳥として大量に虐殺され、ペリカンの数が激減してしまいました。1950年のルーマニア人鳥類学者イオン.I.カトゥネアヌによる調査結果では、ペリカンの雛約250羽を含むコロニーを一つ発見されただけでした。同年、ペリカンの数はわずか600羽だったそうです。

現在、ペリカンは全ヨーロッパで厳しく保護されています。ルーマニアでは1955年に天然記念物に指定され、ペリカンだけでなくペリカンのコロニーも保護対象となったので、コロニーの中に入ることも禁止されるようになりました。この保護政策のおかげで、ドナウデルタは現在ヨーロッパでもっともたくさんのペリカンが見られる場所となっています。

ペリカンは渡り鳥です。春になるとドナウデルタへ飛来し、秋になると越冬のためにアフリカの赤道付近へと渡っていきます。

ドナウデルタに飛来するペリカンのほとんどがモモイロペリカンです。モモイロペリカンの羽毛は真っ白ですが、繁殖の時期になるとオスメスとも桃色になることから、日本語ではこう名付けられました。そしてここには南東ヨーロッパに分布しているニシハイイロペリカンも飛来します。

ペリカンがたくさん見られる季節は、ドナウデルタで孵った雛が大きくなり巣から湖に出てくる夏です。大自然と動植物の宝庫であるドナウデルタに一度訪れてみませんか?


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