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古のルーマニアを巡る(1)

ダチア王国の首都と世界遺産の要塞

UNESCOに登録されているルーマニアの世界遺産をご存知ですか。

◇ 自然遺産 -

◇ 文化遺産 -

ドナウデルタ、カルパティア山脈などの欧州各地のブナ原生林群(ほか11か国と共有)

モルドバ地方の修道院、マラムレシュ地方の木造教会、トランシルバニア地方の要塞教会群、
シギショアラ歴史地区、ホレズ修道院、ダチア王国の要塞群

こんなにたくさんの世界遺産があるんですね。

ここでは日本ではあまり知られていないダチア王国の遺跡についてお話ししましょう。

紀元前、現在ルーマニアが位置する場所にはたくさんの王や部族が存在していました。紀元前1世紀頃、ブレビスタという王がこれらの統率者を統一するのに成功し、ダチア王国という国を建国しました。しかし彼の死後、この王国は分裂しました。その後、デチェバル (在位87~106年) が分裂していた国を再度統一しました。デチェバルのダチア王国はブレビスタの時よりも国力があり、ドミティアヌス皇帝時代のローマ帝国に圧勝しました。ローマ帝国と平和条約を結び、ローマ帝国からの援助により軍隊や要塞をより強固にし、道路や町などインフラの整備も行いました。トライアヌス皇帝率いるローマ帝国がダチア王国を征服し、デチェバルが自害するまでダチア王国は存続しました。

ダチア王国の首都が築かれたサルミゼジェトゥーサ(現:サルミゼジェトゥーサ・レジア (Sarmizegetusa Regia))はフネドアラ県(Hunedoara)のオラシュティエ山脈の標高1,200mにあります。オラシュティエ(Oraștie)という町からアスファルトで整備された起伏の少ない道を川の流れに逆らいながら30kmほど進み、大型バスはここまでという標識から急坂を登ること約5km、駐車場にたどり着きます。車を停めてからさらに2km弱の歩道を歩くと、やっとSarmizegetusa Regia要塞の入り口が現れます。車社会の現代だから簡単に来られるようなこの場所に、よくぞまぁこんな要塞を築いたものだ、と感心せざるを得ない立派な要塞です。

この要塞は大きく分けると「要塞」「聖域」「居住地」三つの部分に分けることができます。
要塞部分には3つの入口があります。東口からは石畳の広い道や石のブロックが積まれた壁のある道があり、聖域部分へと私たちを導いてくれます。聖域部分には丸や四角の聖所が合計7ヶ所あり、安山岩や石灰岩の石や石柱などが置かれたり積まれたりしています。神聖な儀式を行う神殿や祭壇といわれていますが、まだその謎は解き明かされていません。

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オラシュティエ山脈には他にもコステシティ(Costești)、 ブリダル(Blidaru)、 ピアトラ・ロシエ(Piatra Roșie)、 カプルナ(Căpâlna)、 バニツァ(Bănița)にダチア人の要塞があり、これら6つの要塞がすべて世界遺産に登録されています。

旅行のクチコミサイト フォートラベル Salina Turda Incoming Romania Etoa Member

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