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ブカレストの伝説

首都ブカレストはどうやってできたの?

ルーマニアの首都ブカレスト(Bucharest)は、ルーマニア語でブクレシュティ(București)と言います。このブカレストはどのようにできたのか、ルーマニアに伝わるお話をご紹介いたします。

昔々、ドゥンボヴィツァ川沿いにブクル(Bucur)という羊飼いがいました。ブクルは沢山の羊や犬、ロバ、馬を飼っていました。ブクルは羊飼いの仲間と一緒に羊の毛を刈ったり、チーズを作ったり、家の仕事をしながら暮らしていました。そして、アンカという愛らしくて綺麗な娘もいました。

当時のルーマニアはタタールというトルコ系の民族の攻撃を何度も受けていました。タタール人たちは村に火をつけたり、食料を盗んだり、村の人々をさらって奴隷にしたりと、とても残酷な民族だったので野獣よりも恐れられていました。ブクルも何度もタタール人に家を燃やされましたが、仲間と一緒に果敢に戦い、何度もこの危機を乗り越えました。

ある年の冬の日、何とも恐ろしい事が起きてしまいました。突然攻撃してきたタタール人にアンカが誘拐されてしまったのです。アンカがいなくなったことに気づいたブクルとその仲間たちは、馬に乗ってタタール人たちの後を追いかけました。逃げるタタール人たちはニストル川にたどり着き、アンカを連れて凍った川を越えようとしましたが、彼らの重さで氷が割れてしまい、冷たい川の中へ落ちてしまいました。タタール人たちは溺れ死んでしまいましたが、ブクルはやっとの思いでアンカを救うことができました。

村に戻るとそこには以前の村の姿はありませんでした。そこでブクルとアンカ、そして羊飼いの仲間達は前よりももっと美しい村を作りました。その村にブクルはとても美しい木造の教会を建て、その教会をブクル教会と名付けました。この村に住んでいる人をブクレシュティ(București)と呼び、この村が現在のルーマニアの首都ブカレストになったのです。

ブクルの建てた木造の教会は風化してしまったので、14世紀頃ワラキア地方の支配者であったミルチャ老公がブクル教会を新しく石で建て直しました。

ブカレストの伝説に由来のある教会はブカレスト4区にあります。このブクル教会にご興味がある方は是非訪れてみてください。

[イワナ・コンスタンティン 著]

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