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歴史ある塩坑がテーマパークに変身!『サリーナ・トゥルダ』

トランシルバニアの静かな町に1000年以上の歴史のある塩坑山があります。最近行われた改装で、現在地下にはスパ、遊園地、ミニゴルフ場、観覧車、地底湖があり、地底湖ではボート遊びができ、まるで宇宙空間にいるような雰囲気です。

このテーマパークは、トランシルバニア地方のクルージュ県にある人口5万人前後のトゥルダという小さな町にあります。

トゥルダの歴史は古く、トゥルダにあるいくつかの洞窟から約6万年前の旧石器時代の人間が生活していた痕跡が発見されています。ハルシュタット文化(紀元前1150~450年頃、鉄器時代初期)の青銅器がトゥルダの地域やその周辺からたくさん出土しています。この時代、トラキア人の一派であるゲト・ダチア人がこの地に住んでいました。鉄器時代になるとスキタイ人やケルト人もこのトゥルダやその周辺の地に住んでいました。ダチア王国の領土の一部だった頃、この地はポタイッサ(Potaissa)と呼ばれており、ローマ帝国に支配される前の紀元前50~紀元106年にはすでに塩を採掘していたという証拠があります。

ダチア王国がローマ帝国の属州になった106~274年には、塩を取るために深さ17~34m、幅10~12mの大きさのピラミッド型に穴を堀ったり、作業しやすい12~15mの深さにある塩を採取していました。残念ながら、ローマ帝国が撤退した257年から11世紀の間塩の採掘が継続して行われていたかどうかを証明する物は残っていません。

4~6世紀頃トランシルバニア地方は三つの部分に分けられ、ジェロウ(Gelou)、グラド(Glad)、メヌモルト(Menumorut)という領主がそれぞれの地を統治しました。10~13世紀になるとトランシルバニア地方は徐々にハンガリー人に占領され始め、トゥルダの町を含むジェロウが統治していた領地は900年頃にはハンガリー人に征服されました。1075年にハンガリー王ゲーザ1世が署名した文書に初めて『トゥルダ』という名前が用いられました。

12世紀になると、ドイツ系やオーストリア系の炭坑員たちが塩採掘のスペシャリストとしてトゥルダに呼ばれました。この炭坑員たちの記録は1241年タタール人の襲撃により燃やされてしまいましたが、招聘された炭坑員たちは最初の年はポタイッサにあったローマ人の古城に住んでいたと言われています。1250年頃には多くのセーケイ人(ハンガリー系)がトゥルダ南部や西部に植民されました。そして、1271年5月1日付の文書にトゥルダの塩炭坑に関する内容が初めて記述されました。

ハンガリーの支配下にあった15~18世紀にはトゥルダの塩炭坑に地下の採掘場を4ヶ所、17~19世紀のオーストリア帝国の支配下では他に地下の採掘場を5ヶ所作りました。これらの採掘場の中には100m以上の深さまで掘って塩を採掘をした場所もありました。崩落の危険があるために閉鎖した採掘場などもあり、1896年には3ヶ所の採掘場のみ稼働していました。

トゥルダの塩炭坑は原始的な採掘技術を使用していたため、トランシルバニア地方にある他の塩炭坑に比べて生産量が少なかったため、1932年にこの塩炭坑は閉山しました。しかし、1992年、観光や治癒目的で3ヶ所の採掘場が公開され、当時の採掘の様子を見ることができるようになりました。

2009年からEUの財政支援をうけて大規模な改装を行い、2010年1月、治療施設、コンサートホール、スポーツジム、遊園地、地底湖、塩の鍾乳洞が見られるパノラマホールなどを完備した地下100mにあるテーマパーク『サリーナトゥルダ』として生まれ変わりました。

歴史と最新のテーマパークが織りなす幻想的な空間『サリーナ・トゥルダ』で、しばしの間現実から離れた時を過ごしてみませんか。

 

 

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